館内を巡る

高山陣屋を巡る

高山陣屋は代官・郡代やその部下が仕事をする「執務空間」、
代官・郡代とその家族らが生活する「居住空間」、年貢米を貯蔵する「米蔵」の
3つの要素で構成されています。

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1.表門

表門

表門は天保3年[1832]に再建されたものが現存しています。

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2.玄関

  • 玄関
  • 玄関
  • 玄関
  • 玄関
  • 玄関
  • 玄関
  • 玄関
  • 玄関

高山陣屋内には役所部分だけで玄関が7ヶ所あり、身分によって出入りする場所が決められていました。

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3.玄関の間

玄関の間

玄関の間に直結する入り口は、代官・郡代もしくは幕府から派遣された巡見使[じゅんけんし]だけが通ることができました。

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4.大床[おおどこ]

大床[おおどこ]

2間半[4.5メートル]の幅を持つ存在感のある床の間。ここに青海波の文様が描かれています。

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5.御役所[おんやくしょ]

御役所[おんやくしょ]

代官・郡代、その部下である手附[てつき]・手代[てだい]が執務する部屋で役所の中枢部。年貢徴収や山林の管理、土木行政、警察や裁判まで地方行政にまつわるさまざまな実務を行っていました。

手附[てつき]・手代[てだい]とは…代官・郡代などの部下として実務を担当した下級役人

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6.御用場

御用場

金森氏国替後も高山にとどまり、代官に登用された旧金森氏家臣、いわゆる地役人が執務をした部屋。
多くは山林管理や口留番所の仕事に携わっていました。

口留番所[くちどめばんしょ]とは…人や物資の出入りを取り締まるために、国境や交通の要所に設けられた施設。

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7.書役部屋[しょやくべや]

書役部屋[しょやくべや]

代官・郡代所が発給するさまざまな書類の作成などで使用された部屋。
多くは手代の息子が事務見習いとして勤めていました。

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8.座敷

座敷

代官・郡代が客を接待したとされる部屋。また部下との相談の場としても用いられました。

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9.居間

居間

代官・郡代が日中に執務をしたとされる部屋。

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10.扇面の間[せんめんのま]

  • 扇面の間[せんめんのま]
  • 扇面の間[せんめんのま]
  • 扇面の間[せんめんのま]
  • 扇面の間[せんめんのま]
  • 扇面の間[せんめんのま]
  • 扇面の間[せんめんのま]

代官・郡代の奥方の部屋。

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11.嵐山の間

  • 嵐山の間
  • 嵐山の間
  • 嵐山の間
  • 嵐山の間
  • 嵐山の間
  • 嵐山の間
  • 嵐山の間
  • 嵐山の間
  • 嵐山の間
  • 嵐山の間

代官・郡代が生活した部屋。奥には茶室が設けられています。

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12.女中部屋

  • 女中部屋
  • 女中部屋
  • 女中部屋
  • 女中部屋

代官・郡代の身の回りの世話をする女中の部屋。

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13.台所

  • 台所
  • 台所
  • 台所
  • 台所
  • 台所
  • 台所
  • 台所
  • 台所
  • 台所
  • 台所
  • 台所
  • 台所

代官・郡代とその家族の食事を用意する場所。

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14.大広間

  • 大広間
  • 大広間
  • 大広間
  • 大広間
  • 大広間
  • 大広間
  • 大広間
  • 大広間
  • 大広間
  • 大広間

年始をはじめとした重要な年中行事などで利用された高山陣屋で最も広い部屋。

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15.使者の間

使者の間

幕府から派遣された巡見使などが利用したとされる部屋。

巡見使[じゅんけんし]とは…幕府領・私領の政治状況や民衆の様子を視察するために幕府から派遣された役人

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16.御白洲

  • 御白洲
  • 御白洲
  • 御白洲
  • 御白洲
  • 御白洲
  • 御白洲
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  • 御白洲
  • 御白洲
  • 御白洲

取り調べを行ったり、判決を言い渡した場所。

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17.御蔵

  • 御蔵
  • 御蔵
  • 御蔵
  • 御蔵
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  • 御蔵
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  • 御蔵
  • 御蔵
  • 御蔵
  • 御蔵
  • 御蔵

近隣の村々から納められた年貢米を収納する米蔵。
現存する江戸時代の米蔵[土蔵]として全国でも最古・最大級を誇ります。
現在は飛騨の歴史と文化を紹介する展示施設として利用しています。

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畳の縁[へり]

畳の縁[へり]

高山陣屋内には約40の部屋があり、そのほとんどに畳が敷かれていますが、畳・縁を一律に敷かず、部屋ごとに異なる組み合わせで敷いています。畳や縁の種類により、部屋の格式を表現していると考えられています。

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